西宮で医療脱毛・シミ治療なら【たろうメディカルクリニック】美容医療

第35回日本美容皮膚科学会総会に行ってきました

たろうの小部屋

先週729日と30

大阪で日本美容皮膚科学会総会があり

参加してきました。

 

ヒアルロン酸やレーザー施術

にきび治療

PRPなどの再生治療(当院ではしていませんが)

プラセンタ

そして

最近セッションが多くなった印象のある

広告などの美容医療に対する法規制の問題

など

「美容皮膚科」の名の通り

大半は当院の施術と関係ある内容で

2日間聴講してまいりました。

 

その中でもなかなか

このような学会で

聴講する機会が少ないのが

プラセンタです。

 

プラセンタにも

日本胎盤臨床医学会

という学会があって

定期的に開催されているのですが

なかなか

そこまで参加できません。。。

今回は

ちょっと楽しみにして

行ってきました。

 

そもそも

プラセンタとは

「胎盤」

のことですが

その歴史は意外に古く

もともとはロシアで

ヒトの胎盤を他人の体内に埋める

ことから始まったそうです。

(ある意味、臓器移植ですね。

でも拒絶反応は起こらないそうです。不思議です。)

そして

1950年代になり

体内への投与を容易にするために

注射薬が

なんと

日本人によって

開発されました。

50年以上の歴史があるのですね。

 

ご存知の方も多いと思いますが

もともと保険適応的には

慢性肝炎と

更年期障害・乳汁分泌不全

に対する「おくすり」として開発され

使用されていました。

しかし

使っているうちに

どうやら

美容効果がある

ことがわかり

いまでは

その美容目的で

当院を含め全国の美容クリニックで

使用されています。

 

一口に

「美容効果」

といっても多岐にわたり

これも不思議なところ。

 

色が白くなった

しみが薄くなった

よく眠れるようになった

元気が出る

肩こりが治った

二日酔いに効く

などなどなど

その方によって

いろいろと効果実感があるようです。

 

いったい何がどう効いているのか

という点に関しても

ちょうど

漢方薬のように

様々な成分が入っているため

有効成分をひとつに特定することが

できないのです。

 

うーむ

不思議ですね。

プラセンタつまり胎盤

ある意味

無から生まれる生殖の神秘を

垣間見ているようです。

 

出産のときの

ヒトの本物の胎盤を

製剤化していますので

(特定生物由来、といいます)

20年のカルテ保存が義務付けられ

献血ができない(臓器移植はレシピエントが承諾すれば可)

などの

決まりがありますが

たくさんの方が

喜んでくださっています。

 

さらに詳しく知りたい方は

日本胎盤臨床医学会のホームページも

ご参照くださいね。

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